Caminhos Cruzados*

十字路* 今日も素敵な出逢いがありますように* Kyoko's Blog

〜 Nocturne 夜想曲 〜

Feliz ano novo  
いつまでも まだ始まったばかりの気分でいたけれど

今年も もう ひと月が過ぎてしまった

思ったより 時間が過ぎるのは早いんだなぁ


引っ越してから 生活もなんとか落ち着き
パソコン環境も新編
ひと段落 ふた段落

風邪ひくこともなく 元気に過ごしてます



さて

今年 最初に仕上げた曲は Nocturne (ノクターン)
という曲

本当は昨年のうちに 出来上げる予定が 持ち越してしまった

去年はショパンの生誕 200年目の年で
テレビでもラジオでも演劇でも たくさんのショパンが取り上げられていた

私も 自分の中のショパンを振り返ったとき
何か残したくて

たくさんある曲の中で ノクターンを選び
恐れ多くも ポルトガル語で歌詞を書いてみた

ノクターンには 想い出があり
初めて自分の意思を持って 弾きたいとレッスンに持って行った曲

ノクターンもたくさんあるけれど
その時 持っていったのは
どこかしらで多分耳にしている 一番有名なOp9-2

まだ引っ越す前の借家暮らしで
小学校3年 もしくは4年 そのあたりだったと思う
母親が聴いていたLPを聴くたび いつか弾けたらいいな と憧れていた

ずっと ピアノを教えて下さっていた先生は
幼い自分にとっても 皆にとっても 自慢の師
今でも 天使のような人だったと語られるほど
なにか言葉でなく 空気で すべてを教えてくださった気がする
ショパンコンクールで受賞され 数年先のスケジュールもびっしり
まだ 身体を壊される前の話だ

ある日 そうしてノクターンを持っていくと
この曲はまだ あなたには弾けないと思う
と ひと言。

弾けるにちがいないと
わがままも言ったことのなかった自分が はじめて希望を言ったのに
多分 弾けないと言われた あの時のショック

しばらくの無言のあと
先生が代わりに 持って来たのは
ジョン・フィールドの パストラール(牧歌風とか牧歌的という意味を持つ)という曲
ジョン・フィールドは ショパンよりも少し前のアイルランドの作曲家で
ノクターンを多くのこし
のちのショパンに 多くをインスパイアした作曲家と言える


あなたがノクターンをまだ弾けないのは
多分 恋をしたことがないから

ノクターンは 夜に男性が 愛する女性の家の窓辺に行って
二人で愛を語り合う甘い曲だから
だから あなたにはまだ 弾けない

そう言った

あれから何年たったんだろう
ノクターンを聴くと 懐かしく
必ず そのことを思い出す

だからノクターンは 自分には特別な 思い出のある曲になった

少しは愛について考えてみたり 想ったり 悩んだりする歳になり
たくさん 愛の言葉をつめ込んでみた


果たして

今は亡き師に聴かせたら なんと言われよう















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about

www.bossa-a-beca.com Bossa á beça
BossaNovaを中心に、ピアノ、インストルメンタル、Electronica、様々なジャンルでオリジナル曲を作っています。Ambientな空間を目指しているユニットです。
Bossa á beça web site

Kyoko
中村恭子。ポルトガル語をAndreaValesca、ピアノを故赤津里佳子、作曲を藤原豊に師事。

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